この記事を書いている最近、私は、港区の保養所である大平台みなと荘を利用しました。これで3度目の利用です。
前回(2度目)利用したときに得たノウハウは、以前、大平台みなと荘が初めての人に伝えたい5つの豆知識の記事でご紹介しているのですが、今回は新たに得たノウハウや、前回の記事ではお伝えしなかった気づきをご紹介します。
目次
宿泊予定の1週間前に電話で確認されること
この施設に初めて宿泊する人が、想定しておいた方が良いのが、宿泊予定日の1週間前くらいに、この施設から電話があることです。
その電話では、浴衣のサイズや食事をどれにするか、チェックイン時間や食事時間をどうするか、などを確認されます。特に食事に関しては、大平台みなと荘の公式サイトのレストランのページで、どのような種類があるかを事前に見ておいた方が良いです。
大平台みなと荘: レストラン

この記事を書いている現在は、夕食は、和懐石、溶岩焼コース、しゃぶしゃぶコースの3択となっています。ただし、しゃぶしゃぶコースは、2名以上でないと選べないので注意が必要です。
また、二泊する予定の人で、肉料理が苦手な人は、夕食に和懐石をふた晩連続で選びたくなるかもしれません。私の実体験では、ふた晩続けて、和懐石にした場合、初日と二日目でメニューが変わっており、問題なかったです。
朝食は、洋食と和食から選べます。私は、どちらも選んだ経験があるのですが、私の好みでは和食を選ぶことが多くなりました。二泊するときも、連続和食にしています。
本館と別館ならば、本館の方が便利
大平台みなと荘は、本館と別館の2つの建物で構成されており、「本館の方が便利」という点は、知っておいた方が良いです。
なぜ便利かというと、レストランや大浴場が、本館にあるからです。別館に泊まった場合は、結構長めの渡り廊下を利用して、本館まで移動する必要があります。
次の図は、大平台みなと荘の館内図なのですが、本館と別館が、連絡通路で繋がっていることが示されていますよね。この連絡通路が、意外と長いです。

私は、これまで別館しか泊まったことがなく、予約時点で本館か別館かを指定できないと思われます。ですが、「足腰の悪いシニア世代が一緒」のような事情があれば、上でお伝えした確認の電話のタイミングで、それを伝え事情を汲んでもらえるかもしれません。

小田原側からアクセスすると渋滞しやすい道がある
大平台みなと荘まで車でアクセスする人のうち、小田原側からアプローチする人は、途中、国道一号が渋滞しやすいポイントがあることを知っておくと良いです。
具体的には、小田原箱根道路が、国道一号と合流する手前くらいから、箱根湯本の駅前を通り過ぎるまでのあたりです。ご参考に、Googleマップでその区間を示します。
Googleマップで小田原から大平台みなと荘に向かうにあたり、混みやすい区間を見る

私は、前回の時、ちょうど箱根湯本の駅近くで行われる箱根大名行列の時間と重なり、物凄く渋滞することになりました。今回は、そのようなイベントとは重なりませんでしたが、やはり、箱根湯本の駅前抜けるまでは、渋滞ができていました。
やっぱり猪が出る
前回の記事では、その当時、大平台みなと荘周辺において、猪が出没するため周辺の散策路が利用禁止になっていることをお伝えしました。また、ちょうど私が宿泊していたときに、「猪狩りをする」という話になり、その当時は、山に猪がいるのは当たり前としても、この施設周辺で見られるのは珍しい話だったのだと思われます。
ところが、今回訪れた時は、もはや猪が出没するのが、当たり前となっており、大平台みなと荘周辺の散策路は、基本的に利用できないことになっていました。というのも、散策路につながる出入り口には、次の張り紙がしてあったからです。

私が初めてこの施設を利用した当時は、このような張り紙はなかった記憶があるので、猪が出やすくなっているのだと予想されます。
キッズルームでもののけ姫を見られる
さて、前回の記事では、「これから猪狩りをするぞ」というその殺気から、私が思わず、ジブリ映画、もののけ姫の乙事主を想像してしまったことをお伝えしました。
そして、今回、大平台みなと荘の別館1Fにあるキッズルームにて、もののけ姫の映画を見られることに気づきました。このキッズルームには、テレビと昔懐かしいビデオデッキがあるのですが、いくつかの映画が貸し出しの形で見られるようになっています。その映画の中に、もののけ姫のタイトルがありました。
いつ窓から猪が突撃してくるかもしれない状況で見る、もののけ姫は、臨場感があって楽しめそうと感じました。

すぐ目の前にハイキングコースがある
大平台みなと荘のすぐ目の前(駐車場の裏側)には、ハイキングコースの入り口があります。次の写真は、その入り口にあるコースについての概要を示した案内で、浅間山・湯坂路コースと呼ばれるコースだと分かります。

このコースがあること自体は、私は前回訪れたときに知っていました。ただ、今回は、たまたま、そのコースを登り始めようとしている登山者の方々を見かけました。
その装備を見ていると、本格的な登山をするような装備(例えば、大きなリュックを背負うような)ほどではありませんが、少なくとも普段着ではなく、登山しやすい格好、靴でのぞんでいました。
このコースは、大平台みなと荘の宿泊者だと、玄関出てすぐに入り口があるので、つい気軽に行けてしまう環境です。ので、実際にこのコースを歩きたい人は、その服装、装備について、宿の人に聞いた方が安心です。また、この施設周辺の散策路で猪が出るという話なので、このコースでもその危険は変わらないことが予想されます。